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環境×エネルギー大百科

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環境やエネルギー、BCP、SDGsに関連する用語について紹介する基礎解説コンテンツです。
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#BCP

「浮いたお金は利益に転換」省エネ診断士とは? 診断メリットやコスト削減事例集を解説

現在、中東紛争やウクライナ戦争など対外的な要因、さらに円安・物価高騰など様々な要因でいわゆるエネルギー費に関して見直しが急務となっています。家庭レベルでの見直しはもちろん、企業レベルでも見直しが必要な中、その手助けをしてくれる存在が「省エネ診断士」です。資格を有する省エネ診断士に実際に診断してもらうことで、エネルギー費に関する補助金の導入なども容易になります。 「売上増だけではなく、コスト削減も提案したい」証券会社の営業から省エネ診断士になったきっかけもともと佐藤さんは証券

いま、介護施設・老人ホームにBCP対応が求められる理由とは? 対策例や、3つの災害・停電事例ニュースも紹介(令和3年度介護報酬改定の説明付き)

2021年の「令和3年度介護報酬改定」で、介護施設・老人ホームにおける「事業継続計画(BCP)」の策定が厚生労働省から義務づけられました。実際に義務化が有効となるのは、2024年4月からとなりますが、数日〜数週間でBCP対応の体制を整えることはかなり難しく、入念な準備と期間を要します。 では、介護施設・老人ホームではどんなBCP対応が考えられるのか。具体的な対策方法やリスクを把握するための災害・停電事例ニュースを紹介していきます。 なぜ、介護施設・老人ホームにBCP対応が

実は日本がリードする「EVバッテリー」のリユース動向と、リサイクルのこれから

モノを作れば、いつか必ず“廃棄”のときを迎えます。今、廃棄において課題となっているのが、EV(電気自動車)のバッテリー(車載用リチウムイオン電池)です。 「いまだ適切な処理方法がない」などと報道されることもありますが、世界でEVが急速に増えている今、EVバッテリーのリサイクルやリユースは着実に進んでいます。しかも、その分野でもっとも進んでいるのが日本だと聞けば、驚くのではないでしょうか? なぜ、日本が世界をリードしているのか。日本はEVで出遅れている――。そんなニュースも

企業・家庭における防災対策 | 対策方法や事例、取るべき行動・マニュアルについて解説

災害は、いつ発生するのか誰にも分かりません。そのため、常日頃から災害に備えておく必要があります。一般家庭はもちろん、企業の場合は防災対策が不十分であると経営に取り返しのつかない影響を与えかねません。 しかし具体的な対策方法や、災害時に取るべき行動について疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。本記事では具体的な事前対策について、企業での事例もあわせて紹介します。記事を参考に、防災対策についての正しい知識を身に付けてください。 地震、台風、大雨、火災、大雪、津波、テロ

オフグリッドとは? 費用や導入事例やメリット・デメリットをわかりやすく解説

2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする——。 2025年までに100箇所以上の脱炭素選考地域を創出する——。 このような目標を地方自治体や国で掲げられている現代。そして、具体的な解決方法として注目を浴びているオフグリッド。すでに一般家庭や企業などで導入され始め、身近ではあるものの「名前は知っているが詳しくは知らない」「どのように導入すればいいの?」のような漠然とした疑問があるかと思います。 オフグリッドについて理解することは、自然災害へのリスク対策としても重要で

BCP(事業継続計画)とは? 目的から策定方法、企業の対策事例まで徹底解説

日本は台風や地震など自然災害の多い国です。また自然災害だけでなく、テロやパンデミックなど、予想外の事態が発生することも考えねばなりません。そのような出来事が起こった際に、被害を最小限に抑えることは、すべての企業にとって非常に重要な課題であるといえます。 そのため近年、BCP(事業継続計画)の重要性に注目する企業が増えています。しかし一方で、「BCPがなんなのかわからない」「BCP策定のためには何をすればいいの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。