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環境×エネルギー大百科

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環境やエネルギー、BCP、SDGsに関連する用語について紹介する基礎解説コンテンツです。
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#エネルギー

「浮いたお金は利益に転換」省エネ診断士とは? 診断メリットやコスト削減事例集を解説

現在、中東紛争やウクライナ戦争など対外的な要因、さらに円安・物価高騰など様々な要因でいわゆるエネルギー費に関して見直しが急務となっています。家庭レベルでの見直しはもちろん、企業レベルでも見直しが必要な中、その手助けをしてくれる存在が「省エネ診断士」です。資格を有する省エネ診断士に実際に診断してもらうことで、エネルギー費に関する補助金の導入なども容易になります。 「売上増だけではなく、コスト削減も提案したい」証券会社の営業から省エネ診断士になったきっかけもともと佐藤さんは証券

オフグリッドとは? 費用や導入事例やメリット・デメリットをわかりやすく解説

2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする——。 2025年までに100箇所以上の脱炭素選考地域を創出する——。 このような目標を地方自治体や国で掲げられている現代。そして、具体的な解決方法として注目を浴びているオフグリッド。すでに一般家庭や企業などで導入され始め、身近ではあるものの「名前は知っているが詳しくは知らない」「どのように導入すればいいの?」のような漠然とした疑問があるかと思います。 オフグリッドについて理解することは、自然災害へのリスク対策としても重要で

なぜ「BEV(電気自動車)シフト」が必要なのか? ガソリン車→電気自動車の歴史から紐解く「クルマとエネルギー」の未来

2030年までに販売する新車をすべてBEV(電気自動車)とすることを目指す――。 2035年までにガソリン車/ディーゼル車の新車販売を禁止する――。 各国政府や自動車メーカーはこうした宣言や目標を掲げ、急速に「BEVシフト」を進めています。その目的は、地球温暖化を抑止するため、CO2排出量を削減すること。具体的には「2050年のカーボンニュートラル達成」です。 これまで“未来のクルマ”であったBEVが、急に身近なものになろうとしている。きっと、そんな風に感じている人もいる

BCP(事業継続計画)とは? 目的から策定方法、企業の対策事例まで徹底解説

日本は台風や地震など自然災害の多い国です。また自然災害だけでなく、テロやパンデミックなど、予想外の事態が発生することも考えねばなりません。そのような出来事が起こった際に、被害を最小限に抑えることは、すべての企業にとって非常に重要な課題であるといえます。 そのため近年、BCP(事業継続計画)の重要性に注目する企業が増えています。しかし一方で、「BCPがなんなのかわからない」「BCP策定のためには何をすればいいの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。