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環境×エネルギー大百科

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環境やエネルギー、BCP、SDGsに関連する用語について紹介する基礎解説コンテンツです。
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#防災

いま、介護施設・老人ホームにBCP対応が求められる理由とは? 対策例や、3つの災害・停電事例ニュースも紹介(令和3年度介護報酬改定の説明付き)

2021年の「令和3年度介護報酬改定」で、介護施設・老人ホームにおける「事業継続計画(BCP)」の策定が厚生労働省から義務づけられました。実際に義務化が有効となるのは、2024年4月からとなりますが、数日〜数週間でBCP対応の体制を整えることはかなり難しく、入念な準備と期間を要します。 では、介護施設・老人ホームではどんなBCP対応が考えられるのか。具体的な対策方法やリスクを把握するための災害・停電事例ニュースを紹介していきます。 なぜ、介護施設・老人ホームにBCP対応が

実は日本がリードする「EVバッテリー」のリユース動向と、リサイクルのこれから

モノを作れば、いつか必ず“廃棄”のときを迎えます。今、廃棄において課題となっているのが、EV(電気自動車)のバッテリー(車載用リチウムイオン電池)です。 「いまだ適切な処理方法がない」などと報道されることもありますが、世界でEVが急速に増えている今、EVバッテリーのリサイクルやリユースは着実に進んでいます。しかも、その分野でもっとも進んでいるのが日本だと聞けば、驚くのではないでしょうか? なぜ、日本が世界をリードしているのか。日本はEVで出遅れている――。そんなニュースも

企業・家庭における防災対策 | 対策方法や事例、取るべき行動・マニュアルについて解説

災害は、いつ発生するのか誰にも分かりません。そのため、常日頃から災害に備えておく必要があります。一般家庭はもちろん、企業の場合は防災対策が不十分であると経営に取り返しのつかない影響を与えかねません。 しかし具体的な対策方法や、災害時に取るべき行動について疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。本記事では具体的な事前対策について、企業での事例もあわせて紹介します。記事を参考に、防災対策についての正しい知識を身に付けてください。 地震、台風、大雨、火災、大雪、津波、テロ

蓄電池・バッテリーの処分方法は? 廃棄費用や処分前に知っておきたいこと

蓄電機能が落ちてきて、不要になった蓄電池やバッテリー。使っているときは便利でも廃棄する際には処分方法に困り、職場や家庭に放置されていることも多々あるようです。 蓄電池・バッテリーは、人体や地球環境に有害な物質を含んでいたり、そのまま廃棄すると発火や破裂の恐れがあったりするため、通常のゴミとして廃棄することは禁止されています。 今回は、使用済みの蓄電池・バッテリーの処分に悩んでいる事業者向けに処分方法や費用などを紹介していきます。 そもそも蓄電池・バッテリーとは? 家庭用